2月の掲示板

1月の掲示板




 浄蓮寺の門前の「こころの掲示板」には、今は本願寺の門信徒向け月刊誌『大乗』の「大乗歌壇」の中から、私(前住職)の気に入った歌を毎月、掲げています。
 今年の正月の掲示板には、九条武子夫人(1887〜1928)の歌を掲げています。この方は、本願寺第21代明如上人の次女で、義姉・籌子(かずこ)裏方を助けて、本願寺に仏教婦人会を創設、また京都女子専門学校〔現・京都女子大学〕を設立するなど、さまざまな事業を推進されました。また歌人としても有名で、数多くの歌を作られ歌集も出版されています。
 浄蓮寺では毎年、法要・法座で唄う、その年の課題曲を決めていますが、今年はこの武子夫人作詞の「聖夜(せいや)」を参拝の皆さんとご一緒に唄おうと思っています。また今年一年を通して、武子夫人の人と歌について学ぼうと思っています。
 ここに掲げた歌から、みあかし=お燈明に、あかあかと照らされた御堂(みどう)の中、お勤めが始まり、お念仏の声が聞こえ、新たな年を迎えた本願寺の風景がありありと見えて来ます。私の口からもお念仏が…。歌のちからを感じます。
 私たちも、新たな気持ちで今年一年お念仏申したいと思います。南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏




 

令和元年12月の掲示板

令和元年11月の掲示板

 

 昨年(2018)の住職継職〔私にとっては退職〕以来、身辺整理を心がけている。と言っても、寺の事務の大半はまだ私が担っているので結構忙しい。加えて、もう若い者に任せれはいいのに、またこのようなホームページを作り始めた。「身辺整理」と言う命題はあってもなかなか進まない。
けれども、既にお浄土に往った特に龍谷大学時代の多くの先輩・同級・後輩たちのことを思う時、「諸行無常」の感が深まる。その思いを研ぎ澄ませてまた身辺整理を進めようと思う。

令和元年10月の掲示板

 

 歳をとるにつれ身を軽くしなければならないと思う。ものを買い込むことは少なくなったが、ものを捨てることはなかなか出来ない。例えば、本願寺から送られてくる『宗報』(寺院向けの月刊誌)。私が住職に就任する前〔現在は前住職〕のものからずっと保管してある。これがかなりの量になるので、住職を退いた今、何とかしなければならないと思うが、住職としての記録を抹消してしまうようで、なかなか捨てる気にはならない。これも我執か?